NEWS

売上高は7・8%増の216・7億円 ヤマウ


今期も増収増益見込む

コンクリート製品製造、販売業の株式会社ヤマウ(福岡市早良区東入部5丁目、中村健一郎社長)の17年3月期連結決算は、売上高が前期比7・8%増の216億7700万円、経常利益が同1・6%増の5億7600万円で3期ぶりの増収増益となった。

主力の土木製品群を中心とした受注強化によって、コンクリート製品製造・販売事業の売上高が同4・8%増となったほか、水門・堰の製造、保守事業が同10・3%増、コンクリート構造物の点検・調査事業も同6・4%と伸び3期ぶりの増収となった。

利益面では収益の主力となる自社製品の売上拡大に伴い、営業利益は同13・1%増の4億9600万円、純利益は37・3%増の3億7700万円でともに増益となった。

今期見通しについては、インフラ新設工事から既存設備の長寿命化・老朽化対策へ重点的に予算配分が推移しているなど厳しい環境が続くと予想される中、コア事業の強化とともに、周辺事業の成長を加速させることで、通期決算は売上高が1・5%増の220億円、経常利益が4・0%増の6億円の増収増益を見込んでいる。

2017年5月23日発行