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売上高は9%増の61億1700万円 昭和鉄工中間期


週刊経済2023年12月12日発行号

経常益も黒字転換

熱源・空調機器などを製造する昭和鉄工㈱(糟屋郡宇美町、日野宏昭社長)の2024年3月中間期連結決算は、売上高が前年同期比9%増の61億1700万円、経常利益が2億8700万円(前期は2億2100万円の赤字)と、増収黒字化だった。
都市部の旺盛な建設需要に支えられて空調機器の取り扱いが好調だった機器装置事業の売上高が8・4%増と伸長するなど、素形材加工事業とサービスエンジニアリング事業含めた全部門の売上高が伸び、増収。利益面では、サービスエンジニアリング事業の営業利益が33・9%増の1億2800万円となったことなどが貢献し、黒字化に繋がった。当期純利益は1億9400万円(前期は1億5400万円の赤字)。
通期は期首想定通り、売上高が前期比5・5%増の127億円、経常利益が6・7倍の3億8千万円の増収増益を見込んでいる。