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売上高は9・9%減の71億2300万円 ベガコーポレーション中間期
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週刊経済2024年11月13日発行号
利益は8・2倍の大幅増
インテリア家具を中心としたEコマース事業を展開する㈱ベガコーポレーション(福岡市博多区祇園町、浮城智和社長)の2025年3月期中間決算は売上高が前期比9・9%減の71億2300万円、経常利益は8・2倍の2億9800万円で減収増益となった。
自社ECサイト「LOWYA(ロウヤ)」は、前期中から利益率改善の取り組みとして販売促進費や広告宣伝費の抑制を継続している影響で、アクセス数とそれに伴う流通は減少したものの利益効率の良い販売体制を構築。品揃えの面では自社プライベートブランド商品の拡充や高利益率商品の開発を積極的に取り組んだほか、為替予約により安定的な原価率コントロールを実施。マーケティングコストの適正化や人件費、固定費の抑制に取り組み大幅増収となった。
近年はEコマースと並行して、実店舗への出店を強化しており、今期の新規出店は4~6店舗を計画。通期売上高は5・8%増の170億円、経常利益が51・8%増の12億円で増収増益を見込んでいる。