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売上高は9・6%増の90億3900万円 丸東産業中間期


週刊経済2022年10月18日発行

高付加価値商品拡販で増収

包装資材製造の丸東産業㈱(小郡市干潟、菅原正之社長)の23年2月期第2四半期連結決算は、売上高が前年同期比9・6%増の90億3900万円、経常利益が33・1%減の2億8900万円の増収減益だった。
袋を開封した時に段差ができて開けやすい「掴めるくん」などの商品を改良し、付加価値が高い製品を拡販したほか、原材料価格の高騰に対して一部を製品価格に反映したことで増収。利益面では原材料価格高騰と製品価格への反映の時間差によって減益となった。半期の純利益は33・8%減の2億円。
通期では、売上高が前年同期比1・4%増の170億円、経常利益は同0・2%増の8億6千万円、当期純利益は1・0%増の6億円で増収増益を見込んでいる。