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売上高は9・4%増の73億3500万円 FCホールディングス


交通マネジメント分野などが好調

交通・都市など調査・計画・設計コンサルタントを手掛ける㈱福山コンサルタント(福岡市博多区博多駅東3丁目、福島宏治社長)の持ち株会社㈱FCホールディングス(同)の2019年6月期連結決算は、売上高が前期比9・4%増の73億3500万円、経常利益が1・5%減の7億3700万円で増収減益だった。
得意とする交通マネジメント分野やインフラ老朽化対策分野、鉄道関係分野などの堅調な業務受注で増収。受注高は前期比3・3%増の74億1900万円となった。利益面は、研究開発投資の増加や、働き方改革の推進と労働時間削減を目指した生産工程の一部外製化による外注経費増を受けて微減となった。営業利益は同0・8%減の7億3900万円。また、前期に生じた税法上の利益押し上げ要因がなくなったことから、当期純利益は同10・7%減の4億5500万円だった。
今期は売上高が前期比2・2%増の75億円、営業利益が同1・5%増の7億5000万円、経常利益が同1・7%増の7億5000万円、当期純利益が同0・9%増の4億6000万円で増収増益を見込んでいる。

2019年9月10日発行