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売上高は8・9%増の138億600万円 シダー


7期連続の増収

全国にデイサービスセンター、介護付有料老人ホームなどを展開する㈱シダー(北九州市小倉北区大畠1丁目、座小田孝安社長)の2018年3月期連結決算は、売上高が前期比8・9%増の138億6100万円で増収、経常利益が2億5000万円(前期は経常損失1億3600万円)だった。
有料老人ホーム1施設、ケアプランセンター1施設を新規開設し、積極的な展開を図った。また、既存施設において施設稼働率を上昇させるため、新規利用者の獲得とサービスの向上に努めた結果増収となった。利益面では、前年度に開設した施設を中心に既存店の入居者獲得に注力したことで黒字化した。営業利益、経常利益も大幅に改善しており、営業利益は前期比3・7倍の5億3500万円、当期純利益は2億5000万円(前年同期は当期純損失1億3700万円)だった。
セグメント別にみると、デイサービス事業は売上高が前期比4・5%増の35億3000万円、セグメント利益が同11・7%増の4億5300万円。施設サービス事業は売上高が同11・2%増の94億1600万円、セグメント利益が同60・9%増の9億7700万円、在宅サービス事業は売上高が同1・3%増の8億5300万円、セグメント損失が6700万円(前年同期は損失5100万円)。
今期の新規拠点はデイサービス1施設、有料老人ホーム1施設の開設を計画しているが、初期費用が多額に発生する予想。通期業績は売上高が前期比3・5%増の143億4600万円、営業利益が同15・9%増の6億2000万円、経常利益が同31・0%増の3億2800万円、当期純利益が同8・5%減の2億400万円を見込んでいる。

2018年5月22日発行