売上高は８・８％増の３９２億４５００万円　岩田屋三越３月期

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週刊経済2024年6月5日発行号

経営統合以降最高益を更新

㈱岩田屋三越（福岡市中央区天神２丁目、左中樹太郎社長）の２０２４年３月期決算は、売上高が前期比８・８％増の３９２億４５００万円、経常利益が７５・４％増の５０億２４００万円で増収増益だった。純利益は９２・９％増の３８億４９００万円。
高級ブランドや宝飾品、時計などの高額商品を中心に富裕層とインバウンド需要が伸びたことが寄与。グループ他社と比べても免税売上高の伸び率が高く、各利益は岩田屋と福岡三越が経営統合した１０年以降で最高を更新した。総額売上高は１３・６％増の１２４５億１６００万円。
今期売上高は４・１％増の４０８億７７００万円、経常利益は３・８％増の５２億１７００万円で増収増益を見込む。