NEWS
売上高は8・5%増の313億6200万円 ヤマシタヘルスケアHD中間期
Tag:
週刊経済2025年1月29日発行号
販管費の増加で増収減益
医療機器、消耗品販売のヤマシタヘルスケアホールディングス㈱(福岡市博多区下川端町、山下尚登社長)の2025年5月期中間決算は、売上高が前年同期比8・5%増の313億6200万円、経常利益が14・4%減の5億5200万円だった。
中核事業の医療機器販売業において放射線機器などの設備投資需要が前年同期よりも増加したことや、検査・手術件数の増加により診療材料などの医療機器消耗品の需要が増加したこと、さらに23年12月に㈱鹿児島オルソ・メディカルを連結子会社化したことで増収となった。利益面は、人件費の増加や物流コストの上昇、事業子会社で開発中の超音波画像診断装置にかかる研究開発費の計上などによる販管費の増加で減益。営業利益は同15・6%減の5億2200万円、純利益は同29・5%減の3億3800万円だった。
通年は期首計画通り、売上高が同9・4%増の673億1900万円、経常利益が同19・5%減の8億2100万円、営業利益が同20・2%減の7億7100万円、純利益が同12・2%減の5億900万円を見込んでいる。