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売上高は8・2%減の650億4700万円 ワールドホールディングス中間期
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週刊経済2021年8月31日発行
不動産が前年の反動減
人材・教育ビジネス、不動産ビジネス、情報通信ビジネスの㈱ワールドホールディングス(福岡本社・福岡市博多区博多駅前2丁目、伊井田栄吉会長兼社長)の1~6月中間期連結決算は、売上高が前年同期比8・2%減の650億4700万円、経常利益が同8・7%減の26億2100万円で減収減益だった。
不動産事業で前上期に大型物件の引渡しがあったため、前年同期比では売上高、利益ともに減少、営業利益は11・6%減の24億5200万円、当期純利益は24・3%減の18億9100万円となった。一方で主力の人材・教育ビジネスが5G関連需要や自動車関連の復調で半導体や半導体製造装置等の分野が好調に推移したことなどから、期首予想比では売上高は2・2%増、営業利益は88・2%増、経常利益、当期純利益は2倍強と、特に利益は予想を大きく上回っている。
部門別の売上高は、人材・教育ビジネスは前年同期比23・3%増の480億200万円、不動産ビジネスは59・0%減の104億8100万円、情報通信ビジネスは5・9%減の49億4400万円、農業公園運営等その他の事業は43・7%増の16億1900万円だった。
通期の業績予想は修正せず、売上高は前期比4・6%減の1501億9400万円、営業利益は3・4%増の64億6500万円、経常利益は5・9%減の63億8800万円、当期純利益は22・7%減の45億7300万円を見込んでいる。