売上高は８・０％増の１４億６５００万円　アンサーホールディングス６月期

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週刊経済2022年9月13日発行

経常損失３４００万円

総合不動産業の㈱アンサー倶楽部（北九州市小倉北区浅野２丁目、三谷俊介社長）の持ち株会社、㈱アンサーホールディングス（福岡市博多区博多駅東２丁目、同社長）の２０２２年６月期連結決算は、売上高が前期比８・０％増の１４億６５００万円、経常損失が５１００万円だった。
新型コロナウイルスの感染再拡大による緊急事態宣言の発令などに伴い、上半期において個人消費の停滞継続や対面接客の機会減少が影響。不動産買取キャンペーンなど各種施策の推進、リフォーム事業の堅調な受注などで増収となったが、上半期の遅れを取り戻すことができず損失を計上した。営業損失は６００万円、当期純損失は５５００万円。今期は売上高が前期比５・６％増の１５億４８００万円、経常利益が１１００万円で増収黒字化を見込んでいる。
同社は２０１６年６月設立（中核企業㈱アンサー倶楽部：００年６月設立）。資本金１億円。従業員１４０人（グループ）。２２年１月東京証券取引所の特定投資家向け株式市場「TOKYO PRO Market（東京プロマーケット）」に上場。