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売上高は7・7%増の601億円 ミスターマックス中間決算 前期の新規出店が貢献
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大手ディスカウントストア・株式会社ミスターマックス(福岡市東区松田1丁目、平野能章社長)の9月中間決算は、売上高が前年同期比7・7%増の601億100万円、経常利益が8億9700万円(前年同期は2億8400万円の損失)で増収増益だった。
既存店の売り上げが増加したことに加え、前事業年度開店の新店(八幡東店、伊万里店、唐津店、宇美店、福津店)の出店効果が寄与した。商品部門別実績でも全部門で前年同期を上回り、特に飲料や加工食品が好調な食品部門、家庭紙や洗剤などが好調なHBC(健康・化粧品)部門が売り上げを伸ばした。一方、収益面では期中に新規出店がなかったため、それに伴う販売費、一般管理費が大きく減ったことと消耗品や水道光熱費、人件費の削減などから、昨年の2億8400万円の経常損失から8億9700万円の経常利益へと大きく改善した。
同社では「消費税増税に伴う消費減退が回復基調にあることや8月上旬の猛暑により季節商品が順調に売り上げを伸ばしたこと、販促キャンペーンが好調に推移したことなどから業績が当初の計画以上で推移している」としており、通期でも売上高が4・5%増の1194億円、経常利益が12億6000万円の増収増益を見込んでいる。