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売上高は7・7%増の142億7696万円 ウチヤマホールディングス中間期


週刊経済2023年11月21日発行号

 介護事業の㈱さわやか倶楽部、カラオケ店や飲食事業を展開する㈱ボナーの持ち株会社の㈱ウチヤマホールディングス(北九州市小倉北区熊本2丁目、山本武博社長)の2024年3月中間期連結決算は、売上高が前年同期比7・7%増の142億7696万円、経常利益が5億3197万円(前年同期は1億6701万円の赤字)と黒字化した。
デイサービスセンター1事業を開設し、期中の売上高が6%増の112億2613万円と過去最高を更新した介護事業に加え、新型コロナウイルスの第5類移行で集客が回復傾向にあるカラオケ事業が28%増の24億7438万円、飲食事業も58・1%増の3億1783万円と伸長し、2期連続の増収となった。
一方の利益面は、飲食事業で黒字転換したほか、グループ内の特定技能外国人材支援業務の内製化でコスト削減を図ったことなどが4期ぶりの黒字化に繋がった。
通期は、売上高が11・8%増の300億7900万円、経常利益が11億300万円の増収黒字化を予想している。