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売上高は7・4%減の59億5500万円 サイタHD
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週刊経済2022年8月30日発行
主力の建設事業落ち込み響き
土木建設業のサイタホールディングス㈱(朝倉市下渕、才田善之社長)の22年6月期連結決算は、売上高が前期比7・4%減の59億5500万円、経常利益は同4・0%減の7億9800万円で2期連続の減収減益となった。
新製品開発に取り組んだ砕石や酒類事業が順調に推移する一方で、原材料価格の上昇による建設コストの高騰や人手不足に伴う労務費の高止まりが続く厳しい経営環境の中、主力の建設事業の受注高が前期比30・5%減の26億7300万円、完工高が同14・8%減の30億2400万円と落ち込み2期連増の減収。また利益面も厳しい受注競争のもとグループ全体で工事原価の削減に努めたものの、営業利益は14・6%減の5億7900万円、純利益は6・6%減の5億900万円とともに減益となった。
今期も引き続き資材費や労務費などの建設コストの高騰に加え、新型コロナウイルス感染症による市場の停滞やエネルギー問題、原材料価格高騰が及ぼす影響などで厳しい経営環境が予想され、売上高は4・3%減の57億円、経常利益は41・2%減の4億7千万円の減収減益を見込んでいる。