売上高は６％減の４５億８千万円　きょくとう２月期

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週刊経済2022年5月3日・10日発行合併号

経常損失は２億２００万円

クリーニング業の㈱きょくとう（福岡市博多区金の隈１丁目、牧平直社長）の２０２２年２月期決算は、売上高が前年同期比６・２％減の４５億８千万円、経常損失は２億２００万円（前年同期は４億６６００万円の赤字）で減収赤字だった。
売り上げ面では、春の最需要期に緊急事態宣言やまん延防止等重点措置が続けて発出されたことに加え、８月に記録的な大雨が続いたことなどを受け、来店客数とビジネスウェアを中心としたクリーニングの入荷が大幅に減少し、減収となった。利益面では、前年度から実施している工場と店舗の統廃合による事業効率化の効果はあったものの、売上高の減少が大きく響いた。営業損失は４億４４００万円（前年同期は６億２４００万円の赤字）。当期純損失は６億１４００万円（前年同期は７億５６００万円の赤字）だった。
今期売上高は前年同期比９・２％増の５０億円、経常利益は１億円、営業利益は３千万円、当期純利益は５千万円の黒字転換を見込んでいる。