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売上高は6億3100万円 アンサーHD中間期


週刊経済2022年3月8日発行

通期は増収増益見込む

総合不動産業の㈱アンサー倶楽部(北九州市小倉北区浅野2丁目、三谷俊介社長)の持ち株会社、㈱アンサーホールディングス(福岡市博多区博多駅東2丁目、同社長)の2022年6月期連結中間決算は、売上高が6億3100万円、経常損失が5100万円だった。
9月から11月にかけての不動産仲介業での多忙期において、新型コロナウイルス感染症の拡大に伴う緊急事態宣言の発令やまん延防止等重点措置の適用により、売上高は軟調に推移。利益面では、販売費および一般管理費の増加も重なり利益を圧迫し、損失を計上した。同社は今年1月に東京証券取引所の特定投資家向け株式市場「TOKYO PRO Market(東京プロマーケット)」に上場。今中間期から中間連結財務諸表を作成しており、前年同期の数値および対増減率の比較はない。通期では売上高が前期比17・4%増の15億9300万円、経常利益が同2・1倍の7600万円で増収増益を見込んでいる。営業利益は同85・5%増の1億1千万円、当期純利益は同1・7%減の7200万円の見通し。
同社は2016年6月設立(中核企業㈱アンサー倶楽部:00年6月設立)。資本金1億円。従業員116人(グループ)。