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売上高は6・5%増の183億6700万円 大石産業


食品容器用フィルムなど好調

産業用包装資材メーカーの大石産業㈱(北九州市八幡東区桃園2丁目、大久保則夫社長)の2018年3月期連結決算は、売上高が前期比6・5%増の183億6700万円、経常利益が同18・4%減の12億5000万円で増収減益だった。
売上高は食品容器用フィルム製品、ASEAN地区の重包装袋事業の拡大による紙袋製品、段ボール製品の売り上げ増により増収。利益面は原材料費等の値上がりにより減益だった。営業利益は同21・6%減の10億7900万円、当期純利益は同15・8%減の9億600万円となった。
事業別では、緩衝機能材事業は売上高が同2・8%増の78億8600万円、利益が同14・2%減の7億700万円、包装機能材事業は売上高が同10・2%増の100億6900万円、利益が同15・5%減の11億8600万円、その他は売上高が同4・9%減の4億1100万円、利益が8百万円。
今期は売上高が前期比7・8%増の198億円、営業利益が同6・5%増の11億5000万円、経常利益が同8・0%増の13億5000万円、当期純利益が同4・8%増の9億5000万円を見込んでいる。

2018年6月5日発行