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売上高は6・3%増の322億1400万円 アプライド
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経常利益は45・4%増
パソコン量販店のアプライド㈱(福岡市博多区東比恵3丁目、岡義治社長)の2020年3月期連結決算は、売上高が前期比6・3%増の322億1400万円、経常利益は45・4%増の19億9700万円で増収増益となった。
消費増税前の駆け込み需要とWindows7のサポート終了に伴う買い替え特需に加え、政府による在宅ワークの推進や働き方改革の推進により法人向け市場が活発化したことにより、2期ぶりの増収。また、営業利益も45・1%増の19億8200万円と好調に推移した。当期純利益は0・5%減の11億3000万円となった。
セグメント別には、パソコン・ゲーム事業は売上高が3・7%減の243億600万円、セグメント利益は37・5%増の18億2300万円。化粧品・雑貨事業は、プライベートブランド商品の投入や差別化商品を中心とした品揃えの充実を図り、卸売り販売を強化したことで売上高が61・3%増の74億8300万円、セグメント利益は4300万円。出版・広告事業は、売上高が1・5%減の4億2400万円、セグメント利益は約2・6倍の7600万円になった。
今期は、専門店としての特徴をより際立たせ、独自商品・サービスの提供に注力する一方で、新型コロナウイルス感染症による経済活動への影響拡大を懸念し、通算の売上高は5%減の306億円、営業利益は9・2%減の18億円、経常利益は9・9%減の18億円、当期純利益は6・2%増の12億円を見込んでいる。
2020年6月16日発行