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売上高は6・3%増の114億5400万円 テノ.ホールディングス
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週刊経済2022年3月15日発行
経常は23・3%減の4億5500万円
東証一部上場で、公的保育事業ならびに受託保育事業を展開する子会社2社を傘下に持つ㈱テノ.ホールディングス(福岡市博多区上呉服町、池内比呂子社長)の2021年12月期連結決算は、売上高が前期比6・3%増の114億5400万円、経常利益は同23・3%減の4億5500万円で増収減益だった。
売上面では、主力の公的保育事業において20年12月に子会社化したオフィス・パレット㈱(名古屋市中村区)の運営施設8カ所増や認可保育所の新規3施設開設が増収に寄与。利益面では、受託保育事業における施設数の減少、在宅勤務の増加や育休延長および感染リスクへの不安による「預け控え」などの増加が影響し減益となった。営業利益は同23・6%減の4億6700万円、当期純利益は同30・1%減の2億3700万円。
今期は売上高が前期比9・1%増の125億円、営業利益が同2・0%増の4億7700万円、経常利益が同0・8%増の4億5900万円、当期純利益が同8・4%増の2億5700万円で増収増益を見込んでいる。
テノHDは1999年創業、2015年12月設立。資本金4億5114万円。18年に東京証券取引所マザーズと福岡証券取引所Qボードに重複上場、20年に東証第一部、福証本則市場へ市場変更。