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売上高は6・2%増の64億200万円で増収減益 トラストホールディングス中間期


週刊経済2022年2月15日発行

経常は2億800万円

駐車場、不動産事業などのトラストホールディングス㈱(福岡市博多区博多駅南5丁目、喜久田匡宏社長)の2022年6月期連結中間決算は、売上高が前年同期比6・2%増の64億200万円、経常利益が同7・5%減の2億800万円で増収減益だった。
不動産事業において、熊本市と佐賀県基山町で新築マンション2棟が完成(計97戸)し、67戸の引き渡しを実施。そのほか、医療機関への不動産賃貸や各種コンサルティング業務を手掛けるメディカルサービス事業、キャンピングカーの製造、販売などのRV事業が堅調に推移し増収となった。利益面では、駐車場等小口化事業が振るわなかったほか、販管費がかさんだ影響もあり減益となった。営業利益は同7・9%減の2億3千万円、当期純利益は同10・2%減の1億2300万円。
通期予想に変更はなく、売上高が前期比5・4%増の130億円、営業利益が2億5千万円(前年同期は1045万円の営業損失)、経常利益が1億5千万円(前年同期は8330万円の経常損失)、当期純利益が前期比4・4%減の7千万円を見込んでいる。
同社は2013年7月設立。資本金4億2299万円。21年6月期売上高は123億3700万円。従業員605人(連結)。東証マザーズ、福証Qボード上場。