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売上高は6・1%増の151億3200万円  シダー3月期


経常は18%増の2億5700万円

全国にデイサービスセンター、介護付有料老人ホームなどを展開する㈱シダー(北九州市小倉北区大畠1丁目、座小田孝安社長)の2020年3月期連結決算は、売上高が前期比6・1%増の151億3200万円、経常利益が同18・0%増の2億5700万円で増収増益だった。9期連続の増収。
デイサービス1施設、ケアプランセンター4施設を新規開設し、積極的な展開を図った。また、既存施設において施設稼働率を上昇させるため、新規利用者の獲得とサービスの向上に努めた結果増収。利益面では、増収効果で介護職員の人件費、税務調査による消費税等の追加計上や販管費などの増加分を吸収し増益となった。営業利益は同11・1%増の5億4900万円。当期純利益は13倍の2億900万円となった。
セグメント別にみると、デイサービス事業は売上高が前期比5・6%増の36億3千万円、利益が同12・1%増の3億8700万円。施設サービス事業は売上高が同6・1%増の105億1700万円、利益が同9・2%増の13億3900万円、在宅サービス事業は売上高が同8・5%増の9億1300万円、損失が6800万円(前年同期は損失9700万円)。
今期予想は新型コロナウイルス感染症拡大による影響を踏まえ、現時点で未定としている。

2020年5月26日発行