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売上高は55億9300万円で減収減益 大分市のアメイズ中間決算


週刊経済2021年9月28日発行

宿泊需要の減少で

福岡証券取引所に上場し北部九州を中心に全国でホテル、レストランを経営する㈱アメイズ(大分市西鶴崎1丁目、穴見賢一社長)の2021年11月期中間決算は、売上高が前期比2・1%減の55億9300万円、経常利益が同59・7%減の2億1900万円の減収減益となった。
郊外型ロードサイドビジネスホテル「HOTEL AZ」ブランドを展開しており、経済活動の段階的な再開に伴うビジネス利用の増加で回復基調が見られていたが、3度目の緊急事態宣言の発出後は、各自治体による外出自粛要請や店舗への営業時間短縮要請などの影響から集客回復の動きが鈍く、大幅な業績改善とはならなかった。第2四半期会計期間に158室タイプホテルを大分に1店舗出店し、店舗数は、ホテルが85店(直営店82店、FC3店)、館外飲食店が4店となっている。
通期予想は売上高が前年同期比5・8%増の120億円、経常利益は同58・0%減の5億円を見込む。