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売上高は52%増の322億円 スターフライヤー23年3月期


週刊経済2023年5月16日発行号

最終利益4年ぶり黒字化

㈱スターフライヤー(北九州市小倉南区空港北町、町田修社長)の23年3月期決算は売上高が前年比52・7%増の322億7500万円、経常損失は7億400万円(前期60億5400万円)で増収・赤字縮小となった。
旅行需要の回復に伴い国内線を中心に旅客数が72・4%増の116万7千人と伸び、営業収入が増加。利益面では高騰した原油価格や大幅な円安の影響を受けてコストがかさむなどマイナスとなったが、円安の影響を抑えるために行った投資の為替差益の効果などで、最終的な当期純利益は7300万円(同最終損益49億8600万円)と、4年ぶりに黒字を確保した。
今期は売上高が17・3%増の378億5千万円。経常利益が12億4千万円。当期純利益が12億3千万円の増収・黒字化を見込む。