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売上高は52・1%減の70億7200万円  力の源ホールディングス中間決算


時短営業など影響

ラーメン店「博多一風堂」経営、飲食関連コンサルティングなどの㈱力の源ホールディングス(福岡市中央区大名1丁目、河原成美社長)の2021年3月期中間期連結決算は、売上高が前年同期比52・1%減の70億7200万円、経常損失9億4600万円で赤字となった。  国内外店舗で衛生環境を整備しての営業再開やテイクアウトやデリバリーの商品提供に取り組んだが、休業や時短営業などの影響で減収。利益面では店舗シフトのコントロールやリモートワーク導入による移動・出張費の削減などの経費削減と経営効率化を進めたが、店舗売上高の大幅な減少に伴い赤字となった。国内店舗は主力のラーメン店「一風堂」ブランド3店と「RAMEN EXPRESS」ブランド3店、その他ブランドで5店をオープンしたが11店を閉店したため、店舗数は増減なしの148店となった。海外店舗は「IPPUDO」ブランドを中心にシンガポール2店、中国、マレーシア、タイ、インドネシアに各1店の合計6店を新規展開。一方で3店を閉店したことにより海外店舗数は133店舗となった。
通期の業績予想は海外店舗運営事業において業績に影響を与える未確定な要素が多いため未定。

2020年12月8日発行