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売上高は5・7%増の122億2700万円  RKB中間期    テレビ伸び通期業績予想も上修


 RKB毎日放送株式会社(福岡市早良区百道浜2丁目、井上良次社長)の16年9月期中間連結決算は、売上高が前期比5・7%増の122億2700万円、経常利益が同95・7%増の7億8100万円で2期ぶりの増収増益となった。
 民間向け機器販売が振るわずシステム関連事業が収入減となったが、主力の放送事業はテレビ、ラジオともにスポット収入、タイム収入が増えたほか、催事も65周年記念イベントなどの集客が伸び、全体では2期ぶりの増収となった。また利益面では増収基調を受け、営業利益が2・16倍の7億400万円、純利益は厚生年金基金脱退に伴う特損の計上がなかったことで9・63倍の7億5100万円となるなど大幅な増益となった。
 通期見込みはテレビの売上高が予想を上回る水準で推移していることや経費削減による営業費用の減少もあり、売上高は258億7000円(前期比0・8%増)、営業利益は8月公表の14億3000万円から15億7000万円(同8・3%減)、経常利益は15億3000万円から16億9000万円(同7・5%減)、純利益は10億7000万円から13億1000万円(同16・2%増)にそれぞれ上方修正した。