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売上高は5・6%減の163億円 九州リースサービス中間期


週刊経済2023年11月21日発行号

経常利益は9・0%増の26億円に

総合リースの㈱九州リースサービス(福岡市博多区博多駅前4丁目、礒山誠二社長)の9月連結中間決算は、売上高が前年同期比5・6%減の163億6800万円、経常利益が9・0%増の26億4000万円で減収増益だった。
中期経営計画が最終年度を迎える中、環境関連ビジネスの強化を事業成長ドライバーとして位置づけ、営業資産の積極的な積み上げや新規顧客の開拓を図るともに、地域マーケット特性をとらえた営業活動の推進、業容拡大に取り組んでいる。この結果、売上高は減少したものの環境関連分野向けを中心に営業資産の積み上げや手数料収入の増加などから営業利益は10・5%増の26億6100万円となった。
セグメント別では、リース・割賦事業は環境関連分野向けなど新規取扱高の増加したことにより売上高は97億6000万円(3・8%増)だった。不動産事業は不動産販売収入の減少により48億4100万円(22・6%減)。ファイナンス事業は利息収入などが増えて9億700万円(7・2%増)に。フィービジネスは自動車関連の手数料収入が堅調に推移したことにより2億4700万円(4・4%増)だった。環境ソリューションは5億9400万円(3・3%増)で、新たに太陽光発電所を取得したことで営業資産残高は48億3900万円(10・5%増)に増えた。