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売上高は5・6%増の10億5900万円  五洋食品産業5月中間期


経常も黒字に

冷凍洋菓子製造販売の五洋食品産業㈱(糸島市多久、舛田圭良社長)の2020年5月中間期決算は売上高が前年同期比5・6%増の10億5900万円、経常利益3200万円で前年同期の経常損失3000万円から黒字転換した。
大手外食チェーンの売上拡大に積極的に取り組んだ結果、グランドメニューの受注が堅調に推移、また期間限定のフェアメニューの獲得なども全体の売り上げをけん引したほか、海外市場向け製品の販促活動強化で輸出が伸びた。原材料価格の高騰、労働単価の上昇に加え、顧客志向の品質重視など経営環境は厳しさを増すものの売り上げ拡大による原価償却で赤字を改善した。
同社では「引き続き業務用チャネルの売上拡大、海外市場に注力していく」とし、通期売上高は前期比4・1%増の22億1800万円、経常利益が1900万円で前期27万8000円の黒字転換から増収増益を見込んでいる。

2020年1月28日発行