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売上高は5・2%増の925億円 西部ガスホールディングス中間決算
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週刊経済2021年11月16日発行
原油価格上昇で赤字に
西部ガスホールディングス㈱(福岡市博多区千代1丁目、道永幸典社長)の2021年9月中間連結決算は、売上高が前年同期比5・2%増の925億2700万円、経常損失が2億9300万円(昨年は経常利益18億5900万円)の増収減益だった。
主力のガス事業(5・1%減)では、業務用ガス販売量が増加したものの原料費調整によるガス料金単価の下方調整の影響などから減少したが、電力・その他エネルギー事業(51・3%増)において、海外へのLNG出荷の拡大等により増加したほか、不動産事業(19・1%増)でも分譲マンションの販売戸数が増えたことから、売上高合計では5・2%増となった。一方、費用面では主にガス事業において原油価格やLNG価格の上昇に伴う原材料費の増加、減価償却の増加などから売上原価が増えて2億9300万円の経常損失となった。通期では売上高が2050億円(2・5%増)、経常利益が60億円(14・3%減)の増収減益を見込んでいる。