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売上高は5・1%増の110億300万円 日本乾溜工業中間期


週刊経済2024年5月29日発行号

通期増収増益へ

交通安全施設、法面工事施工の日本乾溜工業㈱(福岡市東区馬出1丁目、兼田智仁社長)の2024年9月期中間決算は、売上高が前期比5・1%増の110億300万円、経常利益が同3・6%増の10億600万円で増収増益だった。純利益は10・3%増の6億6600万円。
主力の建設事業はメンテナンス工事を中心に完成工事高が前年同期を上回ったほか、駅舎シェルターなど景観資材の販売が増加し同事業売上高は5・9%増の97億7800万円、利益が9%増の12億5000万円。また防災事業においても官公庁から防災資材機材などの大型物件を受注し売上高が5・3%増の12億2500万円、利益は2%減の8700万円だった。
主力の建設事業の営業形態として中間期内に集中する傾向があり、通期売上高は同4・8%増の177億円、経常利益は同1・8%増の10億2100万円で増収増益、前期に株の売却益があった反動を踏まえ、純利益は9・9%減の6億7000万円を見込む。