売上高は４１・９％増の８億９５００万円　アンサーＨＤ中間期

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週刊経済2023年3月14日発行

経常は５４００万円で黒字転換

総合不動産業の㈱アンサー倶楽部（北九州市小倉北区浅野２丁目、三谷俊介社長）の持ち株会社、㈱アンサーホールディングス（福岡市博多区博多駅東２丁目、同社長）の２０２３年６月期連結中間決算は、売上高が前期比４１・９％増の８億９５００万円で増収、経常利益が５４００万円（前年同四半期は経常損失５１００万円）で黒字転換した。
売買再販事業において、不動産買取キャンペーンなど各種施策を推進したほか、北九州市に加えて本格的に福岡市やその近郊にも活動エリアを拡大。来店者数、仲介件数共に堅調に推移し、販売用不動産も計画を上回る販売実績を達成した。賃貸管理事業でも広告の響対応から契約成立までを一貫してオンラインで対応する部署の体制を強化したことで件数拡大に努めた。利益面も増収基調に伴い営業利益が７２００万円（前年同四半期は営業損失４２００万円）、中間純利益が６３００万円（前年同四半期は中間純損失６千万円）と黒字転換した。
通期予想に変更はなく、売上高が前期比５・６％増の１５億４８００万円、経常利益が１１００万円（前期は経常損失３４００万円）で増収黒字化を見込んでいる。
同社は２０１６年６月設立（中核企業㈱アンサー倶楽部：００年６月設立）。資本金１億円。従業員１２５人（グループ）。２２年１月東京証券取引所の「TOKYO PRO Market（東京プロマーケット）」に上場。