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売上高は4・9%増の904億6100万円 ワールドホールディングス中間期


週刊経済2023年9月5日発行号

利益は2割減

人材教育ビジネス、不動産ビジネス、情報通信ビジネスの㈱ワールドホールディングス(福岡本社・福岡市博多区博多駅前2丁目、伊井田栄吉会長兼社長)の1~6月中間期連結決算は、売上高が前年同期比4・9%増の904億6100万円、経常利益が同23・1%減の36億4500万円で増収減益となった。
主力の人材教育ビジネスで、半導体や電子部品などが世界経済減速の影響を受けたが、複数業種をカバーする強みを活かし増収、一方、人材教育ビジネスで先行投資による収益貢献が下期からになることや不動産事業での物件引渡しが下期に集中するため、営業利益は20・4%減の36億8500万円、当期純利益は21・0%減の20億1300万円となった。
部門別の売上高は、プロダクツHR事業は、16・4%増の479億4600万円、サービスHR事業は、前年上期の特需案件終了による反動減があったものの3・7%増の214億2400万円、不動産事業は17・2%減の145億2600万円、情報通信事業は9・3%減の41億6500万円、農業公園事業は8・7%増の23億9800万円だった。
通期予想の修正はしておらず、売上高は9・6%増の2013億5400万円、営業利益は11・1%増の99億1600万円、経常利益は5・8%増の94億5300万円、当期純利益は13・2%増の60億4500万円を見込んでいる。