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売上高は4・8%増の399・3億円 スターフライヤー19年3月期


国際線黒字化目指す

㈱スターフライヤー(北九州市小倉南区空港北町、松石禎己社長)の19年3月期決算は売上高が前年比4・8%増の399億3700万円、経常利益は同54・2%減の12億5000万円で増収減益となった。
運航期間を延長した北九州―那覇線が好調に推移したことから、全体の旅客数は6・3%増の15万2000人と伸長し、売上高は過去最高を更新した。
一方、昨年に引き続き、原油価格の上昇が利益を圧迫。営業利益は56・0%減の12億6400万円と落ち込み、純利益も72・7%減の5億1300万円となった。同社では「今期は国際線が通期運航するため、赤字縮小、早期黒字化が課題。また、航空機は上期中に1機受領し13機体制になる。新規路線の開拓や視野に入れ、今後も人材育成や安全への取り組み、知名度向上に重点を置いていく」と話している。
今期は売上高が前年比6・2%増の424億円、経常利益は同20・0%減の10億円、当期純利益は22・0%減の4億円の増収減益を見込んでいる。

2019年5月21日発行