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売上高は4・6%減の28億6300万円  システムソフト


経常損失は2億7500万円

システム開発、ウェブマーケティング支援の㈱システムソフト(福岡市中央区天神1丁目、吉尾春樹社長)の2020年9月期決算は売上高が前期比4・6%減の28億6300万円、経常損失は2億7500万円(前年同期は経常利益8500万円)で赤字となった。
売り上げ面は下期開始予定であった大型開発案件が翌期にずれこんだことや、一部顧客の広告費用・予算削減、新規施策案件の稼働が鈍化したことなどから微減。利益面では新型コロナウイルスの感染拡大の影響で常駐型案件などの待機人員コスト、社内インフラコストの増加が影響した。営業損失は2億5100万円(前年同期は営業利益1億5300万円)、純損失は6億5500万円(前年同期は純損失17億2400万円)。セグメント別にみるとシステムソリューション事業の売上高は15・4%増の24億3900万円、セグメント利益は50・2%増の1億5千万円。マーケティング事業の売上高は55・5%減の3億9500万円、セグメント損失は1億900万円(前年同期はセグメント利益1億9500万円)。投資事業の売上高は約5倍の8900万円、セグメント損失は1億2300万円(前年同期はセグメント損失4800万円)。その他事業は売上高、利益ともにゼロだった。
今期の売上高は8・3%増の31億円、経常利益は1億円で増収増益を見込んでいる。同社は1979年9月設立。資本金15億1100万円。従業員158人。

2020年12月15日発行