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売上高は4・4%増の164億4200万円 シダー
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週刊経済2023年5月30日発行号
経常利益は2400万円で2期ぶりの黒字
全国にデイサービスセンター、介護付有料老人ホームなどを展開する㈱シダー(北九州市小倉北区足立2丁目、座小田孝安社長)の2023年3月期連結決算は、売上高が前期比4・4%増の164億4200万円で増収、経常利益が2400万円(前年同期は経常損失5100万円)で黒字転換した。
有料老人ホーム1施設を新規開設。既存施設の稼働率上昇を目指し、新規利用者の獲得とサービスの向上に努め、堅調に推移した結果増収となった。利益面では、介護職員に係る人件費増で売上原価が増加。また、管理部門に係る人件費増および本社移転に伴う販売費と一般管理費が増えたものの、売上高の増加と、営業外収益があったことから2期ぶりの黒字となった。営業利益は前期比29・8%減の1億3600万円。また、一部介護施設の収益率低下による特別損失(固定資産の減損損失)1億9400万円、リース解約による特別損失1億2300万円を計上した結果、当期純損失は2億7600万円(前年同期は当期純損失3億1900万円)となった。
今期は売上高が前期比5・4%増の173億2300万円、営業利益が同5・6倍の7億5800万円、経常利益が同21倍の5億800万円、当期純利益が3億600万円(前期は当期純損失2億7600万円)を見込む。