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売上高は4・3%増の121億5300万円 ダイショー中間期


週刊経済2024年11月13日発行号

焼肉のたれ、コラボ製品などが伸長

大手調味料メーカー、㈱ダイショー(福岡市東区松田1丁目、松本俊一社長)の2025年3月期中間決算は、売上高が前年同期比4・3%増の121億5300万円、経常利益が同40・1%増の4億2000万円で増収増益となった。

家での焼肉需要の高まりで「秘伝焼肉のたれ」シリーズの新商品が売り上げをけん引したのに加え、鍋スープ類も有名店とコラボした「名店監修」シリーズの新商品「名店監修鍋スープらぁ麺飯田商店鶏だし醤油味」や人気ドラマ「孤独のグルメ」の劇場版とのコラボ製品の売り上げが好調に推移。また粉体調味料も小売り向けの「味・塩こしょう」や業務用の総菜向けスパイス類が順調に売り上げを伸ばし、12期連続の増収となった。利益面では増収基調に伴い、営業利益は35・3%増の3億9800万円、純利益は45・6%増の2億9400万円でともに2期連続の増益となった。

通期は売上高が262億円(3・3%増)、営業利益が7億4000万円(16・9%減)、経常利益が7億3000万円(19・0%減)、純利益が4億6000万円(23・2%減)の増収減益を見込んでいる。