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売上高は4・1%減の22億1800万円  プラッツ中間期    通期予想を下方修正


 介護用ベッド、ベッド周辺機器メーカーの株式会社プラッツ(大野城市仲畑2丁目、福山明利社長)の2015年12月連結中間決算は、売上高が前年同期比4・1%減の22億1800万円、経常利益が91・2%減の6600万円で減収減益だった。
 一昨年9月から発売した在宅介護用ベッド「Miolet(ミオレット)2」を中心に拡販したが、レンタル需要低迷の影響を受け減収。海外生産ベッドの輸入で円安が響き利益も減益となった。営業利益は76・6%減の4200万円、純利益は91・9%減の4100万円。また、通期の業績予想も修正しており、売上高は55億円から48億5000万円(当初予想比11・8%減)、営業利益が2億5000万円から9500万円(62・0%減)、経常利益が2億3000万円から1億8000万円(62・0%減)、当期純利益が1億5000万円(修正なし)になる見通し。同社では「下半期からの商品ラインナップの拡充と新規事業の見守り通信サービスを2月から開始することで売上増を図るが、中間業績と2018年度に予定されている介護保険制度改正の動向や15年度の介護報酬の減額改定の影響を踏まえ変更した」と話している。
 同社は1992年7月設立。資本金5億8205万円。従業員240人(連結)。国内7、海外1拠点を置いている。昨年3月に東証マザーズと福証Qボードに上場。福山社長は北九州市小倉南区出身。1958年7月23日生まれの57歳。福岡大学法学部卒。趣味はゴルフ。