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売上高は4・1%減の20億4400万円  五洋食品産業5月期決算


製造原価、業務改善で増益

冷凍洋菓子製造の五洋食品産業㈱(糸島市多久、舛田圭良社長)の2020年5月期決算は、売上高が前期比4・1%減の20億4400万円、経常利益は4900万円(前期27万円)の減収増益となった。
飲食店向けの業務用、宅配用、小売市場、海外向けの4つの販売チャネルで新規取引、既存拡大を図ったが、新型コロナウイルス感染症拡大の影響を受け、主力となる業務用チャネルへの影響が大きく減収となった。一方、利益については、工場で進めていた業務改善、製造原価の低減による売上原価の改善を図り、販売促進費や物流費の圧縮を実施した。同社では「主力である飲食店向け業務用スイーツ事業の影響は大きく不透明な状況。新規取引の拡大に努める」としている。今期は新型コロナウイルスによる影響により現時点での算定は困難であるため未定。

2020年8月4日発行