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売上高は4・1%増の73億8700万円 シダー中間決算
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販管費増などの影響で経常損失3100万円
全国でデイサービスセンター、介護付有料老人ホームなどを展開する㈱シダー(北九州市小倉北区大畠1丁目、座小田孝安社長)の9月中間期連結決算は、売上高が前年同期比4・1%増の73億8700万円、経常損失が3100万円(前年同四半期は経常利益1億300万円)で増収赤字だった。
売上面では、デイサービス1施設とケアプランセンター3施設を新規開設したほか、有料老人ホームが当初予想を上回ったことも寄与し増収。利益面では、介護職員に係る人件費の増加で売上原価が増加するとともに、税務調査による消費税の追加計上や業務拡大に伴う管理部門の強化などで販売費および一般管理費が増加したため赤字化した。営業利益は同51・0%減の1億1900万円、上半期純損失は5700万円(前年同四半期は5000万円の純利益)。セグメント別に見ると、デイサービス事業は売上高が前年同四半期比3・2%増の17億8500万円、利益が同8・6%増の1億8800万円。施設サービス事業は売上高が同3・9%増の51億1千万円、利益が同6・0%減の5億6500万円。在宅サービス事業は売上高が同9・8%増の4億5400万円、損失が3200万円(前年同四半期は損失5100万円)。
通期予想に変更はなく、売上高が前期比4・5%増の149億300万円、営業利益が同6・1%減の4億6400万円、経常利益が同36・1%減の1億3900万円、当期純利益が同2・9倍の4600万円を見込んでいる。
2019年12月3日発行