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売上高は37・7%減の83億8900万円 日創プロニティ
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今期は増収増益見込み
金属加工事業の日創プロニティ㈱(福岡市南区向野2丁目、石田徹社長)の2020年8月期売上高は前年同期比37・7%減の83億8900万円、経常利益は同61・6%減の7億5800万円で減収減益となった。
新型コロナウイルスによる直接的な影響は軽微だったものの、金属加工事業における太陽電池アレイ支持架台の大型案件の受注が、例年よりも好調であった19年8月期に比べ減少したことから減収。利益面にも影響を及ぼした。営業利益は62・1%減の7億4100万円、純利益は59・3%減の5億3300万円。各セグメント別にみると、金属加工事業では、売上高は40・2%減の59億9700万円、セグメント利益は61・3%減の7億3500万円。ゴム加工事業では、売上高は2・6%減の11億6500万円、セグメント利益は4・6%増の1億8800万円。建設事業では、売上高は45・5%減の12億2600万円、セグメント利益は58・0%減の1億2200万円だった。
今期は売上高が4・9%増の88億円、経常利益は4・2%増の7億9千万円を予想している。金属加工事業の太陽電池アレイ支持架台の大型案件が20年8月期と同程度に推移し、耐火パネルなどの金属パネルは堅調に推移すると見込んでいる。
2020年11月3日発行