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売上高は36・3%増の645億6800万円 ロイヤルHD中間期


週刊経済2023年8月29日発行号

需要回復で4期ぶりの経常黒字に

ロイヤルホールディングス㈱(福岡市博多区那珂3丁目、阿部正孝社長)の2023年12月期の中間連結決算は、売上高が前期比36・3%増の645億6800万円、経常利益が20億3600万円(前期は4億4千万円の損失)となった。
外食や宿泊需要の回復を受け、主力の外食事業を中心にコントラクト(受託)、ホテル、食品の各事業で好調に推移したことや、パーキングエリアで飲食店や売店を運営するハイウェイロイヤル㈱を完全子会社化したことによる効果で増収。また経常利益は、黒字転換したホテル事業をはじめとした既存店の増収基調に加え、収益性の改善に取り組んだことで4期ぶりの黒字となり、コロナ禍前の水準に回復した。
通期業績は売上高が1340億円(同28・8%増)、経常利益が40億円(同85・5%増)で増収増益を見込む。