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売上高は33・9%減の349億9800万円 博多大丸2月期決算


週刊経済2021年4月27日発行

新型コロナの影響大で赤字化

㈱博多大丸(福岡市中央区天神1丁目、香川曉子社長)の2021年2月期決算は、売上高が前期比33・9%減の349億9800万円、経常損益は前期の12億7100万円の黒字から12億6400万円の赤字に転換した。
期首から緊急事態宣言や外出自粛要請に応えて臨時休業や営業時間の短縮で売上高が大幅に減少した。商品別には、一部の高額料品は堅調に推移したが、衣料品が低迷、またインバウンドは売り上げがほぼ消失したという。損益面でも、販管費は減少したものの、営業損失は10億2600万円(前期は14億9600万円の黒字)、当期純損失は13億1800万円(前期は7億7300万円の黒字)となった。