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売上高は32・2%減の60億8400万円 下関市のエストラスト中間期
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週刊経済2022年10月18日発行
経常は25・2%増
山口、福岡を中心に分譲マンションの企画・販売を手掛ける㈱エストラスト(山口県下関市、松川徹社長)の2023年2月期連結中間決算は、売上高が前年同期比32・2%減の60億8400万円、経常利益が同25・2%増の3億4700万円で減収増益だった。
主力の不動産分譲事業で、分譲マンションが136戸(前年同期比135戸減)、分譲戸建は15戸(同1戸減)の引渡となった影響で減収。利益面では、退職金や支払手数料などの販管費が減少したことから増益となった。営業利益は前年同期比16・2%増の4億1千万円、上半期純利益は同27・7%増の2億3500万円。通期予想に修正はなく、売上高が前期比0・4%増の161億円、営業利益が同53・6%増の12億円、経常利益が同52・8%増の10億円、当期純利益が同58・7%増の7億円で増収増益を見込んでいる。
同社は1999年1月設立。資本金7億3603万円。2005年3月に福岡支店(福岡市博多区博多駅前4丁目)を開設。12年11月東証マザーズ上場、14年8月東証一部に市場変更(17年11月から福証との重複上場)。