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売上高は30・6%増の33億9200万円 岡野バルブ製造中間期
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週刊経済2022年8月9日発行
国内外のバルブ販売の伸び
発電プラント向けバルブ製造業の岡野バルブ製造㈱(北九州市門司区中町、岡野武治社長)の2022年11月期中間連結決算は、売上高が前期比30・6%増の33億9200万円、経常利益が同22・1%増の2億500万円で増収増益となった。
中小規模案件が主体だった原子力発電所向けのメンテナンス事業が伸び悩んだものの、玄海原子力発電所3号機の特定重大事故等対処施設用機器、西条発電所2号機向け弁、バンクラディッシュの火力発電所向け弁など、国内外のバルブ製造販売部門が堅調に推移し4期ぶりの増収。利益面では増収基調に加え、採算管理による原価低減などが奏功し、営業利益は37・5%増の1億6300万円、純利益は19・0%増の1億9100万円でともに増益となった。
通期は売上高が70億9千万円(21・2%増)、経常利益が3億2200万円(同27・7%減)の増収減益を見込んでいる。