NEWS

売上高は3・9%減の46億7600万円 昭和鉄工中間期


週刊経済2021年12月7日発行

通期は増収増益見込む

熱源、空調機器などを製造する昭和鉄工㈱(糟屋郡宇美町、日野宏昭社長)の2022年3月中間期連結決算は、売上高が前年同期比3・9%減の46億7600万円、経常損失が3億5200万円(前期は3億4400万円の赤字)で、減収赤字だった。
収益認識会計基準等の適用で売上高が6800万円減ったことなどが影響し、減収。利益面は、環境機器の空気清浄機やサーモデバイス機器の熱処理炉などの低調による売り上げ減などが赤字につながった。
事業別では、機器装置事業で、売上高が4・6%減の26億9200万円、営業損失が2億9400万円の赤字(前年同期は3億4千万円の赤字)。素形材加工事業は、売上高が21%減の7億9千万円、営業損失が7500万円(同800万円の赤字)。サービスエンジニアリング事業は、売上高が14・7%増の11億9300万円、営業利益が1300万円で、前年同期900万円の赤字から黒字化した。
22年3月期は、収益基盤の確立と構造改革を進め、売上高が前年同期比6・4%増の122億円、経常利益が2・1倍の3億7千万円の増収増益を見込んでいる。