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売上高は3・9%増の226億7300万円 ダイショー


週刊経済2022年5月24日発行

主力商品好調で20期連続増収

大手調味料メーカー㈱ダイショー(福岡市東区松田1丁目、阿部孝 博社長)の22年3月期連結決算は、売上高が前年比3・9%増の226億7300万円、経常利益が同5・2%増の8億7千万円で増収増益となった。
内食需要が高まる中、ロングセラー商品「焼肉一番」の復刻版「焼肉一番CLASSIC」が積極的なプロモーションやウェブCMの展開で売り上げをけん引。鍋スープも「春鍋」「夏鍋」など通年製品化に向けたメニュー提案やSNSを活用したキャンペーンの展開、さらに発売30周年を迎えた「博多もつ鍋スープ」では有名タレントを起用したプロモーション活動が奏功し20期連続の増収。利益面も増収基調に伴い、営業利益は7・8%増の8億6100万円、純利益 は5・3%増の5億6100万円となった。
今期は売上高が232億円(2・3%増)、営業利益が8億5千万円(1・3%減)、経常利益が8億5千万円(2・4%減)、当期純利益が5億4千万円(3・9%減)の増収減益を見込んでいる。