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売上高は3・8%増の21億3200万円 五洋食品産業


冷凍菓子の業務販売好調

冷凍洋菓子製造販売の五洋食品産業㈱(糸島市、舛田圭良社長)の2019年5月期決算は、売上高が前期比3・8%増の21億3200万円、経常利益が27万8000円で、前期1727万円の経常損失から1755万円改善し、増収増益となった。
業務用販売では、PB開発、老健施設や外食産業など既存先の取引が順調に拡大。特に、クリスマスイベントなど菓子業界において最も需要が高まる12月の単月売上高は前年同期比2・5%増の3億516万円となり単月売上高として過去最高を更新。売上拡大による原価償却で赤字を改善した。
今期は大手外食チェーンを中心に業務用チャネルの売上拡大に注力するとともに、フリーカットケーキなど、新規ラインの商品開発で国内、海外(アジア・北米)の新たな市場で売上拡大を図り、20年5月期は、売上高は前期比4・1%増の22億1800万円。前々期に実施した本社工場改修工事の改善効果で経常利益は1900万円を見込んでいる。

2019年7月30日発行