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売上高は3・7%増の108億1100万円 ダイショー中間期
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週刊経済2021年11月16日発行
内食の高まり継続で
大手調味料メーカー、㈱ダイショー(福岡市東区松田1丁目、阿部孝博社長)の22年3月期中間決算は、売上高が前年同期比3・7%増の108億1100万円、経常利益が同14・8%増の5億6900万円で2期連続の増収増益となった。
コロナ禍で家庭内での食事機会の高まりが継続する中、積極的なプロモーションやウェブ・テレビCMを展開した「焼肉一番CLASSIC」が売り上げをけん引。また「春鍋」「夏鍋」など通年製品化に注力する鍋スープもSNSキャンペーンの推進や有名タレントを起用したプロモーション活動が奏功したことで、9期連続の増収となった。また増収基調に伴い、営業利益は同15・6%増の5億6500万円、純利益は15・8%増の3億7900万円でともに増益となった。
通期は売上高が222億円(1・8%増)、営業利益が9億円(12・7%)、経常利益が9億円(8・7%増)、純利益が5億7千万円(6・8%増)の増収増益を見込んでいる。