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売上高は3・5%減の82億8600万円 ベガコーポレーション中間期
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週刊経済2022年11月8日発行
巣ごもり反動と円安進行で
東証グロース市場、インテリア家具を中心としたeコマース事業を展開する㈱ベガコーポレーション(福岡市博多区祇園町、浮城智和社長)の2023年3月期中間決算は、売上高が前年同期比3・5%減の82億8600万円、経常利益が63・7%減の1億3千万円で減収減益だった。
旗艦サイト「LOWYA(ロウヤ)」と各種ECモール内店舗の両販売チャネルでSEOやウェブ広告強化など流通拡大に取り組んだが、巣ごもり需要増があった前年度からの反動、また円安進行による原価率上昇の影響で利益を圧迫した。その一方で、第2の柱に掲げる、越境ECプラットフォーム「DOKODEMO(ドコデモ)」は、日本製品の割安感を高め、アクセス数や会員数が伸び、流通総額は前年同期比61・2%増と高い成長率となった。
今期は前期に続き、業績の正確な予測が困難となりレンジ形式で開示。売上高は前期比3・2%減の163億円~2・8%増の173億円、経常利益が95・2%減の3千万円~63%減の2億3千万円を見込んでいる。