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売上高は3・5%増の93億7516万円で増収増益 コーセーアールイー1月決算


週刊経済2021年3月23日発行

分譲マンション販売好調で

マンション開発業の㈱コーセーアールイー(福岡市中央区赤坂1丁目、諸藤敏一社長)の2021年1月期連結決算は、売上高が前年同期比3・5%増の93億7516万円、経常利益が30・5%増の8億3973万円の増収増益だった。当期純利益は36・4%増の5億8072万円。
ファミリー向けの分譲マンション販売で福岡市2棟、長崎市1棟が完成するなど中古物件含む110戸(前期比23戸増)を引き渡すなど好調で増収。利益面では広告費削減などが増益に繋がった。
事業別では、ファミリーマンション販売事業の売上高が前年同期比49・5%増の41億5258万円、セグメント利益が2億3477万円(前年は2996万円の赤字)だった。資産運用型マンション販売事業では、前期から33戸減の268戸を引き渡し、売上高が9・8%減の43億2822万円、セグメント利益が5%増の6億1107万円。不動産賃貸管理業は、投資型マンション新規物件の完成などで管理戸数が前期比537戸増の3980戸となり、売上高が1・4%増の4億1823万円、セグメント利益が8・9%減の1億4859万円。ビルメンテナンス事業の売上高は、10・6%増の2億2113万円、セグメント利益が28・2%増の2142万円。そのほかの事業では熊本市の販売用地を売却したものの、前期の商業用施設用地売却の反動で、売上高が70・6%減の2億5498万円、セグメント利益が60・4%減の7687万円だった。
今期は売上高が19・8%増の112億3千万円、経常利益が27・7%増の10億7200万円と、増収増益を予想している。