NEWS
売上高は3・4%減の261億6500万円 福岡食肉市場
Tag:
週刊経済2024年7月3日発行号
経常利益は37・2%増
肉牛・肉豚の集荷販売の福岡食肉市場㈱(福岡市東区東浜2丁目、吉田満社長)の2024年3月期決算は、売上高が前期比3・4%減の261億6500万円、経常利益は同37・2%増の1億5932万円で減収増益だった。
全国的に和牛の出荷頭数が増加し、供給過多となったこと、物価高騰で節約志向が高まり、枝肉相場が軟調に推移したことが減収要因。また、佐賀県唐津市で発生した豚熱の影響により、豚の既存取引先の出荷が停止し、出荷頭数が減ったことも減収要因となった。その一方で副生物の売り上げの増加や、整備受託収入の増加によって増益となった。営業利益は同12%減の6013万円、当期純利益は同13%増の8281万円だった。
今期は売上高が前期比1・4%増の265億4800万円、経常利益が26%減の1億1800万円、営業利益は59・6%増の9600万円、当期純利益は2・6%増の8500万円を見込んでいる。
同社は1959年7月設立。資本金は8000万円。従業員は59人。