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売上高は3・3%減の2243億5400万円 イオン九州
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小郡SCの豪雨被災休業など響く
イオン九州㈱(福岡市博多区博多駅南2丁目、柴田祐司社長)の2月期決算は、売上高に賃料収入などを加えた営業収益が前期比3・3%減の2243億5400万円、経常利益は81・2%減の2億5900万円の減収減益となった。
売上高は、大雨や記録的な暖冬などの天候不順、昨年7月の豪雨被災で小郡SCが約3カ月間営業を休止したこともあって減収、利益面では、下期は「店舗運営コストの低減に向けた取り組みでほぼ前年並みを確保」(柴田社長)したが、通期の営業利益は5000万円に大幅減、当期純利益は受け取り保険金などの特別利益を計上したことで、62・9%増の1億6500万円となった。
今期は、都市型小型店の出店スタート、伊都SC、ショッパーズ福岡のリニューアル効果も見込んでいるが、消費増税の影響などを予想し、売上高は1・9%減の2200億円、収益率向上を図った機構改革などで営業利益は6倍の3億円、経常利益は35・0%増の3億5000万円、当期純利益は20・9%増の2億円を見込んでいる。
2019年4月23日発行